善通寺市議会 > 2020-03-04 >
03月04日-01号

  • "制限つき一般競争入札"(/)
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  1. 善通寺市議会 2020-03-04
    03月04日-01号


    取得元: 善通寺市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-19
    令和 2年 3月定例会        ┌─────────────────────┐        │      令和2年3月定例会      │        │  善 通 寺 市 議 会 会 議 録  |        |       3月4日 (水)      |        └─────────────────────┘善通寺市告示第17号 令和2年3月善通寺市議会定例会を次のとおり招集する。  令和2年2月26日                          善通寺市長  平 岡 政 典1. 日  時 令和2年3月4日(水)午前9時2. 場  所 善通寺市議会議事堂   ──────────────────────────────────                午前 9時0分 開会〇出席議員 16名 1 番      寿賀崎   久   │   10 番      大 西 智 晴 2 番      山 根 千 佳   │   11 番      長谷川 義 仁 3 番      牧 田 嘉 己   │   12 番      内 田   等 5 番      真 鍋 範 子   │   13 番      大 平 達 城 6 番      安 井 一 博   │   15 番      林 野 忠 弘 7 番      竹 森 千 津   │   16 番      氏 家 寿 士 8 番      川 向   武   │   17 番      内 田 信 吾 9 番      金 崎 大 和   │   18 番      上 田 博 之   ──────────────────────────────────〇欠席議員 なし   ──────────────────────────────────〇説明のため会議に出席した者 市長         平 岡 政 典 │ 総務部秘書課長    二 宮 公 紀 副市長        杉 峯 文 昭 │ 総務部政策課長    尾 崎   篤 教育長        森   正 司 │ 総務部総務課長    尾 池   修 総務部長       近 藤 浩 行 │ 総務部防災管理課長  法 兼 聖 二 市民生活部長     加 藤 光 宏 │ 市民生活部市民課長  山 西 留 美 保健福祉部長     大 川 浩 司 │ 市民生活部税務課長  光 家 利 春 産業振興部長     芝   秀 和 │ 市民生活部環境課長  坂 本 修 治 都市整備部長     大 西 一 夫 │ 教育委員会教育総務課長北 谷 英 樹 消防長        香 川 英 幸 │ 教育委員会生涯学習課長林   美 保 教育部長       尾 松 幸 夫 │ 総務部秘書課主幹   吉 田 誠 二   ──────────────────────────────────〇議会事務局出席者 事務局長       中 山   淳 │ 書記         山 本 真 一 次長         香 川 勝 応 │   ──────────────────────────────────〇議事日程(第1号) 日程第1 会期の決定について 日程第2 会議録署名議員指名について 日程第3 諸般の報告 日程第4 市政報告 日程第5 施政方針演説 日程第6 議案第1号 令和元年度善通寺一般会計補正予算(第5号)      議案第2号 令和元年度善通寺特別会計国民健康保険補正予算(第2号)      議案第3号 令和元年度善通寺特別会計下水道補正予算(第1号)      議案第4号 令和元年度善通寺特別会計農業集落排水補正予算(第1号)      議案第5号 令和元年度善通寺特別会計介護保険補正予算(第3号)      議案第6号 令和元年度善通寺特別会計介護予防サービス補正予算(第1号)      議案第7号 令和元年度善通寺特別会計後期高齢者医療補正予算(第1号)      議案第8号 令和元年度善通寺特別会計太陽光発電補正予算(第1号) 日程第7 議案第17号 善通寺市交通指導員設置条例を廃止する条例の制定について      議案第18号 善通寺市印鑑条例の一部改正について      議案第19号 善通寺市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について      議案第20号 善通寺市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について      議案第21号 善通寺市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について      議案第22号 善通寺市介護保険条例の一部改正について      議案第23号 善通寺市営住宅条例の一部改正について 日程第8 議案第9号 令和2年度善通寺一般会計予算      議案第10号 令和2年度善通寺特別会計国民健康保険予算      議案第11号 令和2年度善通寺特別会計農業集落排水予算      議案第12号 令和2年度善通寺特別会計介護保険予算      議案第13号 令和2年度善通寺特別会計介護予防サービス予算      議案第14号 令和2年度善通寺特別会計後期高齢者医療予算      議案第15号 令和2年度善通寺特別会計太陽光発電予算      議案第16号 令和2年度善通寺下水道事業会計予算   ──────────────────────────────────〇本日の会議に付した事件 日程第1会期の決定についてから日程第8議案第16号令和2年度善通寺下水道事業会計予算まで   ────────────────────────────────── ○議長(寿賀崎久君) おはようございます。   定足数に達しましたので、これより令和2年3月定例会を開会いたします。   本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。   直ちに本日の会議を開きます。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会期の決定について ○議長(寿賀崎久君) 日程第1、会期の決定についてを議題といたします。   今期定例会の会期は、本日から25日までの22日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寿賀崎久君) ご異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は本日から25日までの22日間と決定いたしました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 会議録署名議員指名について ○議長(寿賀崎久君) 日程第2、会議録署名議員を指名いたします。   署名議員には、内田等君、大平達城君を指名いたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 諸般の報告 ○議長(寿賀崎久君) 日程第3、諸般の報告を行います。   最初に、去る12月定例会以降における全国市議会議長会等の会議の概要についてご報告申し上げます。   まず、1月29日、全国市議会議長会基地協議会正副会長、監事、相談役会、理事会及び総会が東京で開催され、正副会長、監事、相談役会では、役員選考結果報告を受けた後、令和2年度活動方針案事業計画案、予算案及び理事会、総会の運営についてを協議し、原案のとおり決定されました。同日午後から第96回理事会及び第83回総会が開催され、理事会では正副会長、監事、相談役会での決定事項を協議し、それぞれ原案のとおり決定されました。総会では、舩見全国市議会議長会基地協議会会長並びに野尻全国市議会議長会会長の挨拶の後、長谷川総務副大臣、岩田防衛大臣政務官の来賓挨拶に続いて、千葉商科大学教授の宮崎緑氏から、「我が国を取り巻く安全保障問題」と題しての講演を拝聴いたしました。講演に続いて、総務省自治税務局固定資産税課福田課長並びに防衛省地方協力局地方協力企画課品川課長から、令和2年度基地対策関連予算の説明を聴取いたしました。続いて事務報告を了承した後、平成30年度決算、令和2年度活動方針案事業計画案、予算案を協議し、いずれも原案のとおり認定、決定いたしました。続いて役員改選が行われ、会長に山口県岩国市議会議長が選任され、本市は副会長に選任されました。なお、役員の任期は、規約により2年と定められています。   次に、2月3日、香川県市議会議長会県要望実行運動が実施され、第145回香川県市議会議長会総会において決議した県に対する要望事項、高齢者安全運転支援装置設置の支援に関する決議外4件を香川県知事並びに香川県議会に要望いたしました。   次に、2月6日、令和2年2月香川県広域水道企業団議会定例会が高松市で開催され、最初に浜田企業長の招集挨拶、諸般の報告の後、令和元年度水道事業会計補正予算及び令和2年度水道事業会計予算など予算議案4件のほか、香川県広域水道企業団一般職の任期付職員の採用等に関する条例議案など条例議案10議案が上程され、審議におきましては、私が、中讃ブロック統括センター整備事業の建設中止について経緯及び今後の対応などについて当局に説明を求めたほか、その他1名の議員が、大規模災害における企業団の事業継続計画について質疑に立ちましたが、いずれも原案のとおり可決いたしました。   次に、2月6日、市議会議員共済会第119回代議員会が東京都で開催され、野尻市議会議員共済会会長の挨拶の後、事務報告及び令和元年度上半期経理状況及び監査結果をそれぞれ了承した後、令和2年度事業計画及び予算案についての審議を行い、いずれも原案のとおり決定されました。また、その他では、厚生年金への地方議会議員の加入について、法制化に向けて最近の動向等の説明が事務局よりありました。   次に、2月13日、全国広域連携市議会協議会第72回理事会及び第51回総会が東京都で開催され、理事会では、さきに行われました正副会長、監事、相談役会での決定事項を協議し、それぞれ原案のとおり決定されました。理事会に引き続き開催された総会では、山田全国広域連携市議会協議会会長の挨拶の後、協議に先立ち、神奈川大学法学部幸田教授から、「今後の広域連携について」と題しての講演を拝聴いたしました。続いて、事務報告を了承した後、平成30年度決算、今後の本協議会のあり方について、令和2年度活動方針案及び歳入歳出予算案について協議し、いずれも原案のとおり認定、決定いたしました。なお、協議事項のうち、今後の本協議会のあり方についてでは、本協議会の存廃についての協議が行われ、昨年、加盟市議会を対象に実施されたアンケート調査の中で最も多かった全国広域連携市議会協議会を発展的に解消し、国に対する要望事項を全国市議会議長会の委員会に委ねるとの回答を採択し、協議会を解散する方針を決定、令和2年度活動方針案において、来年度の総会を解散総会とすることに決定いたしました。   次に、2月18日、中讃広域行政事務組合議会令和2年2月定例会が開催され、管理者事業報告の後、令和元年度一般会計補正予算(第4号)外特別会計補正予算議案3件を審議いたしました。続いて、管理者の施政方針の表明の後、令和2年度一般会計予算外特別会計当初予算議案3件を審議し、いずれも原案のとおり可決いたしました。   次に、2月27日、香川県後期高齢者医療広域連合議会令和2年第1回定例会が開催され、諸般の報告の後、令和元年度一般会計補正予算(第1号)、令和2年度一般会計予算など予算議案4議案の外、香川県後期高齢者医療広域連合高齢者医療に関する条例の一部改正についてなど都合9議案の審議におきましては、2名の議員が質疑に立ちましたが、いずれも原案のとおり可決いたしました。   各関係資料は議員応接室の所定の場所に用意いたしておりますので、一読賜りたいと存じます。   以上、12月定例会以降における諸般の報告を終わります。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 市政報告 ○議長(寿賀崎久君) 日程第4、市政報告を求めます。   市長。             〔市長(平岡政典君)登壇〕 ◎市長(平岡政典君) おはようございます。   本日、3月市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方にはご多用の中、万障お繰り合わせてご参集をいただき、厚くお礼を申し上げます。   まず、このたびの新型コロナウイルス感染症の本市の対応について申し上げます。   新型コロナウイルス感染症につきましては、国が中心となり対策を講じておりますが、国内の複数地域で患者が散発的に発生している状況であります。この感染拡大を可能な限り抑制し、市民生活に及ぼす影響が最小となるよう、去る2月27日に善通寺市新型コロナウイルス感染症対策本部を設置いたしました。現在、情報の収集に努めながら、感染症の予防対策に庁内一丸となり全力で取り組んでおります。   また、国の要請を受け、昨日より市内の小・中学校を休校といたしましたが、卒業式につきましては、卒業生とその保護者及び教員だけの規模に縮小するなど予防対策を徹底し、挙行する予定でございます。   なお、感染防止のため、市主催の会合や行事につきましては、緊急性の低いものは原則中止し、そのほか、外郭団体が主催するものについても自粛を要請しているところでございます。   このような状況となっておりますことから、議員各位におかれましても、ご理解、ご協力を賜りますようお願いを申し上げます。   それでは、これより12月定例会以降の市政の概要につきましてご報告を申し上げます。   初めに、新庁舎建設等整備業務について申し上げます。   まず、図書館を併設した新庁舎の整備につきましては、先ごろ実施設計の策定を終え、現在、庁舎本体工事、現庁舎の解体工事及び外構工事を合わせた一括発注による制限つき一般競争入札の公告を行っており、6月からの工事着工を目指しております。   また、市民バス運行事業につきましては、来年度から令和4年度までの3年間における運行管理業務の委託先をプロポーザル方式により選定した結果、契約候補者として大新東株式会社を選定し、契約締結に向けた手続を進めております。   次に、防災行政について申し上げます。   去る1月26日に開催いたしました防災講演会につきましては、市民目線からの防災対策について、市民防災ラボ代表の玉木貴先生にご講演をいただき、約400名の方が来場されました。今後も、各種啓発活動を通じて市民の防災意識の向上に努めてまいります。   次に、善通寺市指定金融機関について申し上げます。   本市の公金の収納及び支払いの事務につきましては、地方自治法第235条第2項の規定に基づき、香川県農業協同組合指定金融機関として指定しておりますが、事務に関する契約については毎年度契約をしておりますことから、来年度も令和2年4月1日から令和3年3月31日までの1年間について契約をいたします。   次に、市民課及び税務課窓口での証明書交付手数料の支払いについて申し上げます。   キャッシュレス決済が広く一般的になりつつあることから、市民サービス向上の一環として、去る2月18日よりスマートフォンアプリを使ったQRコード決済を導入いたしました。今後1年間の試験導入を経て、本格的な導入を検討してまいります。   次に、環境行政について申し上げます。   まず、去る2月25日に善通寺市環境審議会を開催し、第2次善通寺市環境基本計画の進行状況や目標指標の実績並びに太陽光発電事業の現状等についてご報告をし、委員各位にご審議をいただいたところでございます。   また、リサイクル自転車有料頒布事業につきましては、粗大ごみとされた自転車のうち、再利用品として使用することの同意を得て補修いたしました自転車10台を、去る2月5日から13日まで未来クルパーク21に展示いたしましたところ、70名の方から申し込みをいただき、市環境推進連合会会長による厳正な抽せん会を行い、当選した方に自転車を引き渡しました。今後とも市民の皆様に安価に頒布することでリサイクル事業の推進に努めてまいります。   次に、人権行政について申し上げます。   去る12月に、市役所1階ロビーにおいて人権啓発パネル展を開催し、さまざまな人権問題について啓発いたしました。また、男女共同参画セミナーとして、12月に絵本のお話し会、また1月には外国語絵本の読み聞かせ会と歴史散策セミナーを開催いたしましたところ、多数の皆様にご好評をいただきました。今後とも、男女共同参画人権尊重社会の実現を目指し、さまざまな事業を企画、実施してまいります。   次に、保健事業について申し上げます。   がん検診につきましては、毎年6月から10月までの施設検診と、6月から翌年2月までの人間ドックにより行っているところでございます。今年度は、これらに加え、子育て世代の健康を守るために乳がん検診の対象年齢を30歳以上に引き下げ、11月から12月に施設検診を実施いたしましたところ、213名の方に受診いただきました。また、仕事をお持ちの方などの受診率の向上を図るため、去る2月22日、23日の2日間、市民会館におきまして乳がん、子宮頸がんの休日検診を実施いたしました。乳がん検診は40歳以上の方が対象で、2日間で155名の方が受診をし、子宮頸がん検診は20歳以上の方が対象で、83名の方が受診いたしました。今後におきましても、がんの早期発見に向けて受診率の向上に努めてまいります。   次に、低所得者及び子育て世帯を対象としたプレミアム付商品券事業について申し上げます。   申請・審査の結果、低所得者2,366人、子育て世帯900人、合わせて3,266人の商品券購入引きかえ券を交付いたしました。引きかえでは、期限の2月末までに4,886万8,000円、額面で6,108万5,000円の売りさばきがありました。   次に、地域福祉行政について申し上げます。   令和2年度から5カ年を計画期間とする第3次善通寺市地域福祉計画につきましては、去る1月20日から2月19日までの間、パブリックコメントを実施いたしました。   次に、児童福祉行政について申し上げます。   地域福祉計画と同様に、計画期間を令和2年度から5カ年とする第2期善通寺市子ども・子育て支援事業計画につきましては、去る1月20日から2月19日までの間、パブリックコメントを実施いたしました。   また、令和2年度保育所入所申し込みにつきましては、保育所での申し込み受け付けを終了し、現時点における入所予定児童数は532名で、その内訳は、公立が122名、民間が410名となっております。このうち、新たに入所する児童129名につきましては、去る2月19日に入所内定通知書を送付いたしました。   次に、母子保健行政について申し上げます。   5歳児健康診査につきましては、幼稚園や保育所など11カ所において、対象者299名に対する診査を終え、現在、検査後のフォローに取り組んでいるところでございます。   次に、老人福祉行政について申し上げます。   敬老祝い金につきましては、去る1月16日、17日の両日、各地区公民館においてお渡しをし、長寿をお祝いいたしました。対象者数は、喜寿77歳が359人、米寿88歳が244人、白寿99歳以上が70人で、昨年より34人増の673人でございました。なお、喜寿77歳の方には、あわせて生活状態のアンケートと喜寿運動教室も実施をし、介護予防の状況把握と啓発に努めました。また、2月には、人生の最期をどう迎えたいのか自分で問いかけをし、家族に伝える人生会議、もしものとき救命処置を望まないDNARの現状について学び、介護予防講座、在宅医療・介護連携研修会を開催し、計130名の市民や医療、介護関係者が受講いたしました。今後とも長寿社会における課題について学ぶ機会を多く提供し、高齢者や介護者を支援してまいります。   次に、農林行政について申し上げます。   本市の米の生産調整につきましては、令和2年産主食用米の生産目標が、昨年と同様の525ヘクタールとなっております。今後の水稲生産振興方針といたしまして、確実な米の生産数量の目標達成に向け、県オリジナル品種おいでまいを中心とした米づくりの普及推進を行ってまいります。また、農作物の振興対策のうち経営所得安定対策事業につきましては、円滑な実施に向け、善通寺市地域農業再生協議会と連携を密にして取り組んでまいりました。   次に、土地改良事業について申し上げます。   木徳町の宮池のしゅんせつ工事につきましては、2カ年計画のうち本年度施工分につきましては昨年10月に着手しており、年度内に完成する予定でございます。また、平成30年7月豪雨による農林災害復旧事業の原田町の頭首工施設災害につきましても、年度内に完成予定であります。次期取水期には、安定した農業用水の供給が可能となる見込みでございます。   次に、「善通寺五岳の里」市民集いの丘公園について申し上げます。   昨年12月には、クリスマスハーモニーin五岳の里2019を開催し、約1,800人の方々にお越しをいただきました。また、本年度の入園者数は、1月末現在で約9万7,000人で、年間来園者数は10万人を超える見込みでございます。今後とも、より多くの皆様にご来園いただけるように各種イベントや教室の充実に努めてまいります。   次に、観光行政について申し上げます。   まず、五重塔スマートスタンプラリー事業につきましては、去る10月1日から12月15日までの期間、関西、中国、四国地方の五重塔10カ所と高速道路サービスエリア13カ所で実施いたしました。この取り組みにより、関西及び中四国地方の高速道路サービスエリア60カ所等において、パンフレット7万8,000枚、チラシ1万枚、ポスター300枚、しおり2万2,000部を配付いたしました。また、実施結果といたしまして、スタンプラリー登録者数は1,011名で、スタンプポイントの応募者数は2,332名でございました。一方、フォトコンテストにつきましては、インスタグラムの投稿が76件であり、気に入った写真への投票者の総数は5,814件でございました。今後におきましても、積極的に善通寺市のシティプロモーションを行ってまいります。   次に、今年の正月三が日の総本山善通寺への初詣客につきましては23万5,000人が訪れ、県下では金刀比羅宮に次いで2番目の人出となりました。境内では、観光協会主催のもと、第12回年明けうどんのお接待が行われ、昨年同様、令和5年に迎える弘法大師空海ご誕生1250年にちなみ、1,250食のダイシモチうどんが振る舞われました。   次に、去る2月22日に開催されました第3回善通寺五岳山空海トレイルについて申し上げます。   当日は、あいにくの雨模様でしたが、市内を始め県内外から約450名の選手が参加をし、白熱したレースを展開する中で、地元の皆様方との温かい交流の輪が広がりました。   また、恒例の総本山善通寺大会陽が2月22日、23日の両日開催され、宝木加持祈祷会や力餅競技、ゆるキャラパレードなど数多くの行事が開催され、多くの観客で終日にぎわいました。   次に、市特産品であります讃岐もち麦ダイシモチ100%使用した大師もち麦焼酎「空海我が心空の如く 我が心海の如く」について申し上げます。   昨年12月にまちおこしの一環として、株式会社まんでがんが3,000本限定で販売を開始いたしましたところ、販売開始後1カ月で約2,300本を販売するなど大きな反響をいただいているところでございます。また、讃岐もち麦ダイシモチ及びゆで麦については、消費者庁による機能性表示食品に承認されていることから、今後とも付加価値向上に向け取り組んでまいります。   次に、土木都市計画行政について申し上げます。   まず、社会資本整備総合交付金事業により進めております橋梁長寿命化修繕事業につきましては、橋梁定期点検業務及び補修調査設計業務の今年度事業を完了し、市道郡家善通寺2号線木与上橋の修繕工事につきましても、本年1月末に工事完了をいたしております。   次に、都市計画行政につきましては、一昨年度より立地適正化計画等策定事業を進めておりましたが、策定検討委員会において、関係機関等のご意見も踏まえ作成いたしました最終案が本年2月に善通寺市都市計画審議会の審議を経ましたことから、本年度末に計画を公表することといたしております。今後は、この計画に基づき、本市の個性や特色を生かした持続可能なまちづくりを進めてまいります。   次に、住宅行政のうち、民間住宅耐震対策支援事業について申し上げます。   本事業につきましては、住宅の耐震性の向上を目的に、耐震対策を行う方を支援するために補助金を交付するもので、本年度は、耐震診断には10件、また耐震改修工事につきましても10件の申請をいただきました。   また、今年度から2年間の時限措置として、国及び県の補助金を得て実施しております民間危険ブロック塀等撤去支援事業につきましても27件、補助金交付決定額369万円余の予定を上回る申請をいただきました。本事業につきましては、来年度も引き続き実施をし、住宅の耐震化等とあわせ、一人でも多くの方の耐震対策の支援となりますように制度の利用促進に努めてまいります。   続きまして、民間住宅リフォーム支援・市内商業活性化事業について申し上げます。   本事業につきましては、昨年6月と10月の2回にわたり募集をいたしましたところ、49件、商品券交付決定額792万円余の申請をいただきました。また、商品券の対象となるリフォーム等工事費の合計は5,928万円余となりますことから、市民の皆様の住環境の改善とともに、地域経済の活性化にも多大な効果が見込まれる結果となりました。なお、本事業につきましては、来年度より住宅リフォームに係る申請・受け付け期間を4月から10月までの期間に拡大し、制度における利便性のさらなる向上を図ってまいります。   次に、下水道事業につきましては、未整備範囲の縮小に向けた工事を順次行っておりますが、令和2年度からは、地方公営企業法の規定の一部を適用し、企業会計方式による経理を行い、事業の経営基盤強化と財政マネジメントの向上を図ってまいります。   また、合併処理浄化槽設置事業につきましては、現在までに62基を設置し、水質浄化に努めております。   次に、消防行政について申し上げます。   昨年、救急救命士の資格取得のために派遣しておりました職員が、今後、病院実習を経て第一線の任務につくこととなっております。また、本部分団屯所整備事業の実施設計が去る2月28日に完了しておりますほか、与北小学校運動場に設置中の耐震性貯水槽が3月末に竣工予定でございます。   次に、教育行政について申し上げます。   まず、市内8小学校を卒業いたします267名の児童の進路選択について申し上げます。   2月10日現在で、西中学校へ95名、東中学校へ144名、私立中学へ15名、国立附属中学校へ3名が進学することとなっております。残る10名は県外等への転出予定者でございます。また、学校選択制度による東西中学校間の変更希望の申し出状況は、西中学校へ10名、東中学校へ2名でございます。   次に、令和2年度市立幼稚園の在籍予定園児数につきましては、年少組152名、年中組210名、年長組223名の計585名の子ども達が市立8幼稚園に在籍する予定となっております。   次に、主な事業等の実施状況について申し上げます。   新成人の集いは、1月4日に243名の新成人が出席をし、盛大に開催され、新成人の門出を祝福、激励をいたしました。なお、本年、本市では434名が新成人となりました。   また、2月9日には、国が所有する名作映画のフィルムを無償で借用し、市民の皆様に鑑賞していただく優秀映画鑑賞推進事業を実施し、今年も多くの方々にご来場をいただきました。   学校現場におきましては、まず、幼稚園、小学校、中学校のブロック塀の改修工事につきまして、ようやくではありますが、今月中に全ての工事が終了いたします。   次に、昨年12月25日に、市内全ての保育所、幼稚園の先生方と、主に小学校低学年を担任している先生方が参加をして、本年度2回目となる善通寺市幼児教育研修会を実施いたしました。ここでは、保・幼・小の連携、特に小学校進学時のスタートカリキュラムのあり方について学び、今後に役立つ研修会になったものと考えております。   さらに、2月7日には、旧善通寺偕行社において、市内の教職員を対象に教育講演会を開催いたしました。講師には、本市の中学校でも実施しておりますリーディングスキルテストの開発者であり、国立情報学研究所社会共有知研究センター長である新井紀子氏をお招きし、子どもたちの読解力の向上に関するご講演をいただきました。   そして、2月26日には、同じく旧善通寺偕行社において、ベストセラーになっております「こども六法」の著者、山崎聡一郎氏をお招きし、教職員を対象に、いじめ防止対策研修会を開催いたしました。これらの研修は、今後、先生方の指導力と子ども達の学力のさらなる向上、また不登校やいじめ問題に対し、大いに役立つものとなりました。   また、新年度から全ての小学校で実施することといたしておりますプログラミング教育につきましては、2月18日、19日の両日、モデル校になっております中央小学校、東部小学校の両校におきまして、6年生で理科の公開授業を行い、本格実施に備えているところであります。   次に、図書館サービスについて申し上げます。   市内図書館では、読書活動推進の一環として、今年度も四国学院大学と連携をし、大学生と図書館職員が幼稚園8園に出向いて読み聞かせなどを行う「おはなしひろば」を実施いたしました。幼児期から本に親しむことで豊かな感性が育まれ、読書習慣が形成されるものと考えております。   以上をもちまして市政の報告を終わります。   なお、この後予定されております施政方針演説につきましては、あらかじめ議員各位にお配りをしているところでございますが、議場ではその要旨につきまして述べさせていただきたく存じますので、よろしくお願いを申し上げます。   また、本定例会には、令和2年度善通寺一般会計予算など都合25件の議案を提出いたしておりますので、よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 施政方針演説 ○議長(寿賀崎久君) 日程第5、施政方針演説を求めます。   市長。             〔市長(平岡政典君)登壇〕 ◎市長(平岡政典君) 本日ここに、令和2年3月市議会定例会が開催されるに当たりまして、令和2年度における市政運営に対する基本的な考え方と所信の一端を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様のより一層のご理解とご協力をお願い申し上げる次第であります。   なお、施政方針全文につきましては、既に議員各位にお配りをしているところでございます。この場におきましては、施政方針要旨を述べさせていただきます。   本市では、これまで一貫して、地方創生のかなめは教育と子育て支援であると考え、子育て世帯の経済的支援や教育環境の充実を図り、子どもを産み育てやすい環境を整備してまいりました。また、安心・安全なまちづくりとして、市民の安全、防災、防犯対策も着実に進め、市民の皆様が暮らしやすさを実感できるまちづくりに努めてまいりました。   これらの施策への重点的な取り組みこそが、私の市政運営における基本姿勢ではありますが、私が理想とするまちづくりは、まだ道半ばでございます。現在、市庁舎・図書館複合施設の整備、質の高い教育と子育て支援の充実、まちの活性化を図る取り組みとして、観光地域づくりや地域おこし協力隊推進事業など、地方創生の実現に向けた新たな魅力づくりに着手しているところでございます。   また、近年多発する自然災害や南海トラフ地震の発生確率が高まる中で、災害に強い安心・安全なまちづくりの一層の必要性を強く感じております。   さらに、令和2年度は、第5次善通寺市総合計画が最終年度を迎える年でございます。基本理念である住んでみたい・住みつづけたいまち善通寺の実現に向けた総仕上げの年として、市の将来のために必要な施策を着実に進め、令和3年度からの新たな総合計画の橋渡しとしたいと考えております。   令和の新しい時代、本市にとっては、人口減少や厳しい財政状況など困難な課題に直面しておりますが、善通寺市が暮らしやすく、魅力あるまちであるためには、時代の潮流を見据えつつ、本市の課題を的確に捉え、スピード感を持って対応する決意を新たにしているところでございます。   それでは、令和2年度の予算編成について申し上げます。   一般会計予算総額は138億8,000万円、前年度に比べて8.3%の減といたしました。善通寺市・琴平町・多度津町学校給食センターの整備完了によりまして減額となりましたものの、本年度より新庁舎建設工事に着手することや、3歳から5歳児の幼稚園・保育所給食費の無償化など教育・子育て支援の充実に重点的に予算配分をいたしましたことから、過去最大となった前年度に次ぐ予算規模となっております。非常に厳しい財政状況の中にありましても、本市の目指すべき将来像である住んでみたい・住みつづけたいまち善通寺の実現に向けた施策について積極的に取り組む予算といたしております。   第5次総合計画においては、将来像の実現に向けたまちづくりの基本目標として、「参画と協働、地方分権時代のまちづくり」「福祉先進、だれにもやさしいまちづくり」「躾と教育、人を育てるまちづくり」「活力の創出、地域が活きるまちづくり」「環境重視、美しくさわやかなまちづくり」「安心・安全、暮らしやすいまちづくり」の6つの柱を掲げております。以下、本年度の取り組みにつきまして、この柱に沿ってご説明を申し上げます。   第1の柱は、「参画と協働、地方分権時代のまちづくり」であります。   この第1の柱を実現するために、3つの基本施策である「市民主体のまちづくりの推進」「男女共同参画人権尊重社会の形成」「自律する自治体経営の推進」を遂行してまいります。   「市民主体のまちづくりの推進」につきましては、地域の活性化と特色あるまちづくりを推進していくために、引き続き地域提案型事業を実施してまいります。   「男女共同参画人権尊重社会の形成」につきましては、本年度、全ての人が個性と能力を十分に発揮をし、自分らしく輝いて暮らせる社会の実現を目指し、善通寺市男女共同参画プランの改定をいたします。   「自律する自治体経営の推進」につきましては、職員のさらなる資質及び能力の向上が図られるように、職員研修、自己啓発、人事管理を柱に人材育成に取り組み、あわせて新たな人事評価制度の活用により行政水準の向上に努めてまいります。   また、職員の意識改革を推進し、業務改善及び効率化を行うため、働き方改革についても検討を重ねてまいります。   さらに、本市を取り巻く財政状況は依然として厳しいため、さらなる効率的、効果的な行政運営を目指し、第4次善通寺市行政改革大綱に基づき、引き続き行政改革を推進してまいります。   次に、第2の柱であります「福祉先進、だれにもやさしいまちづくり」を実現するため、6つの基本施策である「子育て支援の充実」「保健・医療の充実」「高齢者福祉の充実」「障がい者福祉の充実」「社会保障の充実」「地域福祉の充実」を遂行してまいります。   「子育て支援の充実」につきましては、第2期善通寺市子ども・子育て支援事業計画の推進に積極的に取り組み、子どもや子育て家庭に寄り添った多様性のある子育て環境の充実を児童福祉、母子保健の両面から図ってまいります。   3歳から5歳児の幼稚園及び保育所の給食費につきましては、月額5,500円を上限に無償とし、子育て世代へのさらなる経済的支援を図ります。   児童虐待防止につきましては、子ども家庭総合支援拠点としての機能を活かし、家庭児童相談員や保健師が一体となり、虐待の未然防止に努めるとともに、児童相談所や警察との連携を図りながら適切に対応してまいります。   また、母子保健事業では、子育てに不安を抱く家庭の早期支援に努め、妊娠、出産、子育てと、切れ目のない総合的な支援体制の一層の充実を図ってまいります。   「保健・医療の充実」につきましては、引き続き各種がん検診、健康診査、人間ドック、健康相談などの事業を実施するほか、本年度より歯周病疾病対策として成人歯科健診を行うなど市民の健康増進に努めてまいります。   また、国民健康保険事業につきましては、広域化により香川県が財政運営の主体となっておりますが、負担と給付の適正化等について、広域化のスケールメリットが十分に発揮できるよう、今後も県や他市町とも情報を共有してまいります。   「高齢者福祉の充実」につきましては、第7次善通寺市高齢者福祉計画・介護保険事業計画の基本施策である地域包括ケアシステムを推進するため、新たな高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施体制の構築や成年後見制度の地域連携ネットワーク中核機関の設置に取り組むとともに、災害時避難行動要支援者名簿や個別計画を作成することにより、高齢者が地域で支えられ、安心して暮らし続けることのできる仕組みづくりを推進してまいります。   また、今年度策定する第8次計画につきましては、第7次計画の基本理念である「いつまでも住みつづけたいまち ぜんつうじ」を引き継ぎ、なお一層、高齢者福祉の向上と効率的な介護保険制度の運営を推進する計画といたしております。   「障がい者福祉の充実」につきましては、本年度、第4次善通寺市障がい者福祉基本計画を策定し、障がいのある人もない人も、誰もが安心して暮らすことのできる社会環境づくりを目指し、より一層の障がい者福祉サービスの充実を図ります。   また、「社会保障の充実」「地域福祉の充実」につきましても、より一層の充実を図ってまいります。   次に、第3の柱であります「躾と教育、人を育てるまちづくり」を実現するために、「学校教育の充実」「生涯学習社会の確立」「生涯スポーツの振興」「青少年の健全育成」「地域文化の継承・創造」「交流活動の推進」の6つの基本施策に沿って、さまざまな取り組みを進めてまいります。   「学校教育の充実」につきましては、本市では、善通寺型フェデレーション教育やコミュニティ・スクールを推進し、学校間、地域、関係団体との連携をこれまで以上に深め、市全体としての教育水準の向上を目指したいと考えております。   学力の向上に関する取り組みとして、小学校においては、これまで中学校で行ってきたリーディングスキルテストを6年生でも実施をし、子ども達の読解力を高める取り組みを行ってまいります。さらに、岡山大学と連携をして取り組んでおります教育ビッグデータを活用したe-ラーニングを引き続き実施するとともに、本年度は、新たに百マス計算で有名な蔭山英男先生の蔭山ドリルをモデル校2校で実施するなど、基礎となる国語や算数の学力の向上を図ります。   中学校においても、リーディングスキルテストを始め、中学生学力向上等対策事業や中学校土曜日充実事業などを継続して実施をし、学力向上を目指すとともに、学習規律の確立や規範意識の高揚を図ってまいります。   また、小・中学校にデジタル教科書を導入し、全クラスに設置いたしました電子黒板を活用して、より効率的に授業が行えるよう取り組んでまいります。   幼稚園教育に関しましては、生涯にわたる人格形成の基礎を培う大切な時期であることから、園生活が充実したものになるよう環境の整備を図るとともに、これまで国の研究委託を受けて実施してきた幼児教育の推進体制構築事業に本年度も引き続き取り組み、保育内容の充実、教員の資質、能力の向上に努めてまいります。   また、いじめや不登校の問題を解決するためには、教員の指導力向上は欠かせません。教員の授業力、指導力向上を図るために本市独自の研修会や先進地視察を行う教職員指導力向上事業をさらに充実させてまいります。また、これらの問題の早期発見、早期解決を図るための取り組みとして、連合児童会、生徒会を中心に、自分たちの学級や学校をよりよくするために、子ども達自身どのようなことができるのかを考え、実践してもらうとともに、ハイパーQ-Uテストの実施、スクールソーシャルワーカーや関係機関との連携に努めてまいります。   「生涯学習社会の確立」につきましては、本年度より新庁舎の複合施設として新図書館の建設工事に着手をいたします。庁舎機能と図書館機能が連携した効果的、効率的な施設運営を図るために、指定管理者と協議をしてまいります。   「生涯スポーツの振興」につきましては、東京2020オリンピックの開催に先立ちまして、聖火リレーが4月18日にJR善通寺駅前からにぎわい広場までの約1.2キロメートルで行われ、ゴール地点となるにぎわい広場では、聖火ランナーの到着を祝うミニセレブレーションを行うなど、スポーツへの関心や興味を高める場を創出してまいります。   また、「青少年の健全育成」「地域文化の継承・創造」「交流活動の推進」にも継続して取り組んでまいります。   次に、第4の柱であります「活力の創出、地域が活きるまちづくり」を実現するために、「農林業の振興」「商工業の振興」「観光の振興」「雇用・勤労者対策の充実」の4つの基本施策を遂行してまいります。   「農林業の振興」といたしましては、特産品である讃岐もち麦ダイシモチのさらなる品質の向上を目指すとともに、必要な作付面積を確保し、多くの皆様に安心・安全な丸麦及び加工品が提供できるよう生産向上並びに品質確保に努めてまいります。   また、本市の地域振興作物であるレタス、ブロッコリー等の生産拡大の支援として、トラクターの購入補助など品質や生産性の向上、生産拡大を図る生産者の取り組みを支援してまいります。   「商工業の振興」といたしましては、空き店舗等活用支援事業の対象区域を昨年より市内全域で拡大するなど、市内空き店舗数の減少に向け取り組んでまいります。   また、中小企業振興支援事業では、従来の人材育成や社員研修、また経営革新などの支援に加えて、本年度より新たな項目として店舗リフォームを追加し、既存店舗の発展及び長寿命化を図り、市内事務所の高付加価値化を支援してまいります。   「観光の振興」につきましては、昨年、瀬戸内国際芸術祭2019の連携事業として、まちなか黒板アートを開催いたしました。本年度は黒板アートのまちとして、さらなる認知度の向上を図ることを目的に、善通寺市を描く絵画展を企画開催するなど本市の新たな魅力の発信に努めるとともに、誘客促進や交流人口の拡大を図るために観光基本計画の策定に着手し、従来の観光地としての魅力に磨きをかけるとともに、さらに質の高い観光振興施策を推進してまいります。   また、「雇用・勤労者対策の充実」につきましても、継続をして取り組んでまいります。   なお、「活力の創出、地域が活きるまちづくり」を推進するために、令和元年度におきまして、本市農業特産品であります讃岐もち麦ダイシモチを100%使用いたしました焼酎「空海 我が心空の如く 我が心海の如く」を製造・販売いたしました。その売れ行きも非常に好評でありましたことから、本年度も製造することといたしました。今後も、さらなる販路の拡大により地域ブランドの確立を図ってまいります。   次に、第5の柱として、「環境重視、美しくさわやかなまちづくり」を実現するために、「環境施策の総合的推進」「循環型社会の形成」「上下水道の整備」「公園・緑地・水辺の整備」「景観の保全・整備」の5つの基本施策を遂行してまいります。   「環境施策の総合的推進」といたしましては、太陽光発電事業で得られる売電収益を財源として運用しております防犯灯のLED照明事業につきましては、引き続き各自治会にかわり市が防犯灯の維持管理や電気代を負担することとし、環境に優しく安心・安全なまちづくりを継続して推進してまいります。   「循環型社会の形成」につきましては、昨年実施いたしましたごみ処理に関する市民アンケートの調査結果によりまして、本年度より年間を通して、燃えるごみの週2回収集を実施してまいります。   「上下水道の整備」につきましては、香川県広域水道企業団と連携をし、市民の皆様に安全な水を安定的に提供できるように努めてまいります。   また、快適な住環境づくりの基本となります生活排水の処理につきましては、公共下水道の整備と合併処理浄化槽設置整備事業を引き続き進めてまいります。   「公園・緑地・水辺の整備」といたしましては、多くの市民が快適に利用できるよう施設の維持管理に努めるとともに、計画的に老朽化した施設の整備を実施するなど都市公園等改修整備事業を推進してまいります。   また、「景観の保全・整備」につきましても、継続して取り組んでまいります。   最後に、第6の柱として、「安心・安全、暮らしやすいまちづくり」を実現するために、「道路・交通ネットワークの整備」「住宅・市街地の整備」「交通安全・防犯体制の充実」「消防・防災・救急体制の充実」「情報ネットワークの整備」の5つの基本施策を遂行してまいります。   「道路・交通ネットワークの整備」につきましては、運動公園利用者の安全確保、利便性の向上のために朝比奈運動公園周辺道路を整備してまいります。また、橋梁長寿命化修繕計画に基づき、橋梁の改築修繕工事や点検業務を実施してまいります。   「住宅・市街地の整備」につきましては、市営住宅及び共同施設の維持補修、老朽化住宅の除却、空き地管理等を行い、社会資本として適正に整備供給してまいります。都市環境の整備につきましては、都市計画施策の総合的な指針となります都市計画マスタープランについて、本年度が目標期間の最終年度となりますことから、立地適正化計画との整合性を図りながら策定に取り組んでまいります。   「交通安全・防犯体制の充実」につきましては、高齢者による交通事故の減少を図るため、運転免許証を自主返納された方の支援を引き続き実施するほか、アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故を防止するための安全運転支援装置設置に対する補助制度を創設いたします。   また、犯罪や事故の未然防止や発生時の迅速な対応を目的として、市内の通学路を中心に防犯カメラの設置を引き続き実施してまいります。   「消防・防災・救急体制の充実」につきましては、近年多発する大規模な自然災害や今後の発生確率が高まる南海トラフ地震だけではなく、あらゆる災害などから市民の安全を確保するために消防・防災・救急体制の充実を図ります。   また、行政機関、医療機関、自主防災組織、民間企業などと連携をし、防災力の強化を図ります。   さらに、災害発生時に適切な行動をとっていただけるよう、正しい防災知識を身につけてもらうことを目的に、災害時の映像を活用した臨場感のある体感型の防災訓練を行うなど、市民の防災・減災に対する意識の向上に努めてまいります。   災害に対応するハード面の整備につきましては、本年度、水槽つき消防ポンプ自動車を更新し、消防力の充実強化を図ります。また、安定した消防水利の確保と充実を図るため、災害時には避難者のためにも使用できる耐震性100トン貯水槽を、本年度は西部地区に設置をいたします。   救急体制の充実につきましては、救急講習等の予防啓発活動を行うほか、小・中学校、公民館の施設内に設置しております自動体外式除細動器、AEDを、緊急時に速やかに対応できるよう屋外に移設してまいります。   「情報ネットワークの整備」につきましては、マイナンバー制度による各種行政サービスの提供が拡大していく中、厳格な情報取り扱いルールのもと、技術的な対策強化を推進するなど総合的なセキュリティ対策を進めながら、引き続き各種情報の安全な運用体制の整備に取り組んでまいります。   以上、令和2年度の予算編成に関連して、市政運営に対する所信の一端と施策の大要について申し上げました。   今日の我が国における経済状況は、本年1月に内閣府が発表した令和2年度の経済見通しによりますと、雇用・所得環境の改善が続き、経済の好循環が進展する中で、内需を中心とした景気回復が見込まれるとされておりますが、現在、大変な問題となっております新型コロナウイルス感染症の拡大による経済への影響が不安視される中、本市におきましても、市税収入等さらに歳入確保の厳しい財政状況が続くと予測しております。   しかしながら、本市が標榜する「住んでみたい・住みつづけたいまち善通寺」実現のために、暮らしやすさが実感できるまちづくりに邁進し、将来、住んでよかったまちとして、より一層の発展とさらなる飛躍を目指し、全力で市政運営に取り組む所存でございます。   何とぞ議員各位並びに市民の皆様の格別なご理解とご協力を心からお願いを申し上げまして、施政方針の結びといたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 議案第1号から議案第8号 ○議長(寿賀崎久君) 日程第6、議案第1号令和元年度善通寺一般会計補正予算(第5号)、議案第2号令和元年度善通寺特別会計国民健康保険補正予算(第2号)、議案第3号令和元年度善通寺特別会計下水道補正予算(第1号)、議案第4号令和元年度善通寺特別会計農業集落排水補正予算(第1号)、議案第5号令和元年度善通寺特別会計介護保険補正予算(第3号)、議案第6号令和元年度善通寺特別会計介護予防サービス補正予算(第1号)、議案第7号令和元年度善通寺特別会計後期高齢者医療補正予算(第1号)、議案第8号令和元年度善通寺特別会計太陽光発電補正予算(第1号)、以上の8議案を一括議題といたします。   当局の提案理由の説明を求めます。   副市長。             〔副市長(杉峯文昭君)登壇〕 ◎副市長(杉峯文昭君) おはようございます。   ただいま上程されました各議案について、順次、提案理由のご説明を申し上げます。   まず、議案第1号令和元年度善通寺一般会計補正予算(第5号)についてご説明を申し上げます。   本補正予算は、国の補正予算に計上されましたGIGAスクール構想の実現に向け、児童・生徒一人1台端末など教育のICT化に向けた環境整備に要する経費や早期に対応が必要となりました中央小学校の校舎外壁改修事業費を新たに計上するほか、執行してまいりました各事業の事業費の確定と決算見込みに伴い所要の補正を行うものであります。   既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億7,000万円を減額し、歳入歳出予算の総額を152億8,800万円とするものであります。   以下、歳出から順次ご説明を申し上げます。   まず、第2款総務費では、戸籍住民基本台帳費におきまして、個人番号カードの発行枚数の増加に伴い、地方公共団体情報システム機構へ支払う関連事務委託交付金457万9,000円を増額いたしました。   なお、この交付金は全額が国庫補助の対象となり、同額を歳入予算で計上いたしております。   次に、第3款民生費では、社会福祉総務費におきまして、プレミアム付商品券事業の申請者数が見込みの半数以下にとどまりましたので、商品券購入補助金8,500万円、販売等に係る手数料100万円のほか、商品券の換金業務を直営としたことによりプレミアム付商品券事務業務委託料1,104万2,000円をそれぞれ減額いたしております。   生活保護総務費におきましては、平成30年度の生活保護費等の事業実績額の確定に伴い国庫支出金返還金1億4,988万1,000円を計上いたしております。また、扶助費におきましては、被保護者数の減少に伴い、生活扶助費、医療扶助費など1億5,100万円を減額いたしました。   次に、第4款衛生費では、環境保全費におきまして、申請件数の見込みにより合併処理浄化槽設置整備事業補助金603万1,000円を減額いたしております。   次に、第6款農林水産業費では、農業振興費におきまして、かがわ園芸産地活性化基盤整備事業の補助事業費の確定により園芸産地体制強化事業補助金など、523万8,000円を減額いたしております。   次に、第8款土木費では、道路橋りょう総務費におきまして、県営事業の事業進捗状況と事業費の確定に伴い県営事業負担金4,300万円を減額いたしております。また、橋りょう維持費におきまして、本年度実施いたしました道路橋定期点検の結果、1橋について早期の修繕が必要となりましたので、設計業務委託料261万7,000円を増額いたしております。   次に、第10款教育費では、国のGIGAスクール構想の実現に向けた取り組みに対応し、タブレットパソコンなど児童・生徒一人1台端末の整備費として、小学校の学校管理費におきまして器具費1,425万7,000円を、また中学校の学校管理費におきましても、器具費153万3,000円をそれぞれ計上いたしております。   なお、本事業は、国のGIGAスクール構想整備費補助金を活用して実施するものであります。   また、同じく小学校の学校管理費におきまして、小学校整備事業で、老朽化した中央小学校校舎の外壁等改修工事請負費1億3,860万円を、またそれに伴う監理委託料363万円をそれぞれ計上いたしております。   なお、本事業は、国の学校施設環境改善交付金を活用して実施するものでございます。   幼稚園費におきましては、スタディーアフタースクールを各小学校の教室で実施するための経費として教室改修工事請負費911万1,000円、修繕料98万1,000円、器具費325万1,000円をそれぞれ計上いたしております。   次に、歳入について申し上げます。   まず、第1款市税では、市たばこ税は、販売本数の減少により減収となる一方、市民税、固定資産税、軽自動車税につきましてはそれぞれ増収が見込まれますので、6,470万円を増額いたしております。   次に、第10款地方交付税は、普通交付税額が既に決定されておりますので、5,241万2,000円を増額いたしました。   次に、第14款国庫支出金では1億1,788万8,000円、第15款県支出金では2,932万4,000円をそれぞれ減額いたしております。これは補助対象事業費の確定等によるものであります。   また、第18款繰入金におきまして、財政調整基金繰入金など3億2,574万2,000円を減額し、収支の均衡を図ったところであります。   次に、繰越明許費につきましては、新庁舎建設等整備事業のほか13の事業を令和2年度へ繰り越して執行してまいります。   次に、債務負担行為の補正につきましては、市民バス運行管理業務委託料において、プロポーザルの結果、限度額を1億1,550万円に減額補正をいたしております。   また、地方債の補正につきましても、所要の補正を講じております。   次に、議案第2号令和元年度善通寺特別会計国民健康保険補正予算(第2号)についてご説明を申し上げます。   本補正予算は、保険給付費の減少に伴うもののほか、決算見込みにより所要の補正を行うものであります。   既定の歳入歳出予算の総額においてそれぞれの項目を増減し、差し引き歳入歳出それぞれ3,100万円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を38億1,900万円とするものであります。   次に、議案第3号令和元年度善通寺特別会計下水道補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。   本補正予算は、事業費の確定に伴い所要の補正を行うものであります。   既定の歳入歳出予算の総額においてそれぞれの項目を増減し、差し引き歳入歳出それぞれ2,200万円を減額し、歳入歳出予算の総額を8億2,000円とするものであります。   また、地方債の補正につきましても、所要の処置を講じております。   次に、議案第4号令和元年度善通寺特別会計農業集落排水補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。   本補正予算は、歳入予算項目の組み替えを行うものでございまして、予算総額に変更はございません。   次に、議案第5号令和元年度善通寺特別会計介護保険補正予算(第3号)についてご説明を申し上げます。   本補正予算は、保険給付費等の決算見込みに伴い所要の補正を行うものであります。   既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれの項目を増減し、差し引き歳入歳出それぞれ1億3,000万円を減額し、歳入歳出予算の総額を26億5,218万3,000円とするものであります。   次に、議案第6号令和元年度善通寺特別会計介護予防サービス補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。   本補正予算は、人件費の決算見込みに伴い所要の補正を行うものであります。   既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ300万円を減額し、歳入歳出予算の総額を2,770万円とするものであります。   次に、議案第7号令和元年度善通寺特別会計後期高齢者医療補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。   本補正予算は、事業費の確定に伴い所要の補正を行うものであります。   既定の歳入歳出予算の総額においてそれぞれの項目を増減し、差し引き歳入歳出それぞれ200万円を増額し、補正後の歳入歳出予算の総額を4億4,800万円とするものであります。   次に、議案第8号令和元年度善通寺特別会計太陽光発電補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。   本補正予算は、各事業の決算見込みに伴い所要の補正を行うものであります。   既定の歳入歳出予算の総額においてそれぞれの項目を増減し、差し引き歳入歳出それぞれ400万円を減額し、歳入歳出予算の総額を1億4,300万円とするものであります。   以上、要点のみでございますが、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(寿賀崎久君) これより質疑に入ります。 ◆12番(内田等君) 議長
    ○議長(寿賀崎久君) 内田等君             〔12番(内田 等君)登壇〕 ◆12番(内田等君) それでは、議案第1号令和元年度善通寺一般会計補正予算(第5号)につきまして質問させていただきたいと思います。   ご案内のとおり、3月の補正予算というのは、基本的には、用いる必要のないものを不用額として落とすとなってございますけれども、今回の補正予算はそのようになってございます。その中で、恐らくこの補正予算を編成されたのは、遅くとも2月中旬でなかったかと思うんですけれども、その後、例の新型コロナウイルスによりまして、小学校、中学校は休校になりました。それに伴いまして、夏休みと同じように長期休暇と同じような、学童保育としてスタディーアフタースクールを実施するということがございますと、そこに従事する従業員の方の、いわゆる人件費、これは予算として手当てされているのでしょうか。また、されてないのであれば、どのような対応をするのか、お聞きしたいと思います。   それにあわせまして、学校給食で給食は不要になるという部分につきまして、例えば契約をして、既にお金を払っているのであれば、それはどのようになるのか。また、購入はして、その食材については有効活用するのか、そこについてのご答弁をいただきたいと思いますので、よろしくお願いしたらと思います。 ◎教育部長(尾松幸夫君) 議長 ○議長(寿賀崎久君) 教育部長             〔教育部長(尾松幸夫君)登壇〕 ◎教育部長(尾松幸夫君) ただいまのご質問にお答えいたします。   まず、今回の新型コロナウイルスの対策に伴います小・中学校の一斉休校に伴いまして、本市におきましても、小学校におきまして学童保育、スタディーアフタースクールのほうを開始しているところでございます。   これに従事する方につきましては、まず、従来のアフタースクールの指導者の方で従事できる方、それに加えまして、小学校のほうで生活支援員としてお仕事に当たっておりました方が、今回、休校によりまして、そのお仕事がなくなりますので、その方全員にお声かけをさせていただきまして、学童保育のほうのお仕事ができる方には、そちらのほうへ回っていただいております。   また、今回の休校措置に伴いまして、国のほうが学童保育を実施するように、またこの実施につきましては、教員の支援をいただいても構わないというふうにしていただいておりますので、各小学校におきまして、人手が足らない場合には教員の支援のほうをお願いしているところでございます。   そういったことで、市費の、従来従事しておりました支援員の方につきましては、もともと報酬をお支払いする予定となっておりましたので、そのあたりは措置できるのではないかと考えているところでございます。   次に、給食につきましてでございますが、今回の休校の措置の発表のほうが何分急なものでございましたので、ただ土日のほうを挟んでございましたので、翌週の食材につきましては、善通寺のほうの給食につきましては、何とかキャンセルできるものはセンターのほうでキャンセルを行いました。また、幼稚園のほうの給食は実施しておりますので、そちらのほうのメニューを工夫するなどしてロスが出ないようにしてまいったところでございます。   なお、給食センターで事業者のほうにお支払いするお金でございますが、そちらのほうは、契約のほうで決まっておるところでございますが、その給食の調理費用につきましては、固定費としてお支払いする経費と給食数によりお支払いする変動経費と2種類に分かれております。この変動経費のほうにつきましては、1食当たりの経費に実際に提供された給食数を掛けて事業者のほうにお支払いするということになってございますが、こちらのほうの給食数につきましては、基本となる事業所のほうにお示しした給食数から200食を下回る場合は、そのマイナス200食が限度として計算するということになってございます。   ただ、今回は200食以上の大幅な給食数が減っているところでございますが、そちらにつきましては、給食の提供日の2日前以上相当な日数を置いて、そういった減数があるときには、事業者と1市2町が協議して、どうするかというところを決めることができるということに契約上なってございますので、今の時点では、間に入っていただいておりますモニタリングの事業者に、そのあたりの契約上の解釈等を照会しているところでございまして、今後、事業者のほうと、今回の措置による食数の減少について、どのような取り扱いをするかを1市2町で協議して決めてまいりたいと考えているところでございます。よろしくお願いをいたします。 ◆12番(内田等君) 議長 ○議長(寿賀崎久君) 内田等君             〔12番(内田 等君)登壇〕 ◆12番(内田等君) ありがとうございました。   スタディーアフタースクール、学童保育につきましては教職員を使うという通知が出ていることも承知しておりますけれども、現実に、これは県との調整も必要かと思いますけれども、実施していただけるということを考えとってよろしいんですね。その上で、支援員等の利用によって額的には増えなくてもできると、人を動かすことによってできるということで補正が要らないということ、それは理解いたしました。そのように、十分にスタディーアフタースクールを利用される方はおいでると思いますので、お願いしたらと思っております。   それから、給食の食材につきましては、購入してロスが出るのもいかんですし、かといって、使う当てのないお金を払うのもいかがなもんかと思うんですけれども、今のご説明で、いわゆる有効利用し、また事前にはキャンセルできたものもあるということでございますので、そのようなところにつきましても了として質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(寿賀崎久君) ほかに質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寿賀崎久君) 質疑なしと認めます。   これをもって質疑を終結いたします。   お諮りいたします。   ただいま議題となっております議案第1号から議案第8号については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寿賀崎久君) ご異議なしと認めます。よって、議案第1号から議案第8号については委員会の付託を省略することに決しました。   これより討論に入ります。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寿賀崎久君) 討論なしと認めます。   これをもって討論を終結いたします。   お諮りいたします。   これより議案第1号令和元年度善通寺一般会計補正予算(第5号)、議案第2号令和元年度善通寺特別会計国民健康保険補正予算(第2号)、議案第3号令和元年度善通寺特別会計下水道補正予算(第1号)、議案第4号令和元年度善通寺特別会計農業集落排水補正予算(第1号)、議案第5号令和元年度善通寺特別会計介護保険補正予算(第3号)、議案第6号令和元年度善通寺特別会計介護予防サービス補正予算(第1号)、議案第7号令和元年度善通寺特別会計後期高齢者医療補正予算(第1号)、議案第8号令和元年度善通寺特別会計太陽光発電補正予算(第1号)、以上の8議案を一括して採決いたします。   本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寿賀崎久君) ご異議なしと認めます。よって、議案第1号から議案第8号の8議案は原案のとおり可決されました。   ここで暫時休憩といたします。再開は10時35分。             ─────────             午前10時21分 休憩             午前10時35分 再開             ───────── ○議長(寿賀崎久君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 議案第17号から議案第23号 ○議長(寿賀崎久君) 日程第7、議案第17号善通寺市交通指導員設置条例を廃止する条例の制定について、議案第18号善通寺市印鑑条例の一部改正について、議案第19号善通寺市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について、議案第20号善通寺市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について、議案第21号善通寺市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第22号善通寺市介護保険条例の一部改正について、議案第23号善通寺市営住宅条例の一部改正について、以上の7議案を一括議題といたします。   当局の提案理由の説明を求めます。   市長。             〔市長(平岡政典君)登壇〕 ◎市長(平岡政典君) ただいま上程されました各議案につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。   まず、議案第17号善通寺市交通指導員設置条例を廃止する条例の制定についてご説明を申し上げます。   本案は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に合わせて、本市の交通指導員の身分を特別職に属する地方公務員から有償ボランティアへ変更することに伴い廃止をするものであります。なお、施行日は令和2年4月1日からといたしております。   次に、議案第18号善通寺市印鑑条例の一部改正についてご説明を申し上げます。   本案は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行による印鑑登録証明事務処理要領の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。なお、施行日は令和2年4月1日からといたしております。   次に、議案第19号善通寺市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正についてご説明を申し上げます。   本案は、会計年度任用職員制度の導入に伴い、新たに職員となった者に係る服務の宣誓について所要の規定を整備するものであります。なお、施行日は令和2年4月1日からといたしております。   次に、議案第20号善通寺市固定資産評価審査委員会条例の一部改正についてご説明を申し上げます。   本案は、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律の一部改正に伴い、条例で引用する法律名などを改めるために所要の改正を行うものであります。なお、施行日は公布の日からといたしております。   次に、議案第21号善通寺市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてご説明を申し上げます。   本案は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令の施行に伴うもののほか、放課後児童支援員の認定資格研修の修了に係る経過措置期間を延長するために所要の改正を行うものであります。なお、施行日は令和2年4月1日からといたしております。   次に、議案第22号善通寺市介護保険条例の一部改正についてご説明を申し上げます。   本案は、介護保険法の一部改正に伴い、段階的に実施しております低所得者に係る介護保険料の軽減強化措置が完全実施となるため所要の改正を行うものであります。なお、施行日は、公布の日から起算して1月を超えない範囲内において規則で定める日からといたしております。   次に、議案第23号善通寺市営住宅条例の一部改正についてご説明を申し上げます。   本案は、民法の一部を改正する法律の施行等に伴い、住宅の明け渡しを請求する際に徴収することができる金銭の計算に係る割合を改めるなど所要の改正を行うものであります。なお、施行日は令和2年4月1日からといたしております。   以上、要点のみでございますが、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(寿賀崎久君) 以上で提案理由の説明は終わりました。   これより質疑に入りますが、ただいま上程されております7議案はいずれも委員会審査の予定であります。質疑は大綱にとどめるようお願いいたします。   質疑はございませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寿賀崎久君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。   以上で各議案に対する大綱質疑が終わりましたので、お手元へ配付いたしております委員会付託表のとおり各議案を所管常任委員会に付託いたします。   なお、各常任委員会は所定の期日に審査を終了されますようお願いいたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 議案第9号から議案第16号 ○議長(寿賀崎久君) 日程第8、議案第9号令和2年度善通寺一般会計予算、議案第10号令和2年度善通寺特別会計国民健康保険予算、議案第11号令和2年度善通寺特別会計農業集落排水予算、議案第12号令和2年度善通寺特別会計介護保険予算、議案第13号令和2年度善通寺特別会計介護予防サービス予算、議案第14号令和2年度善通寺特別会計後期高齢者医療予算、議案第15号令和2年度善通寺特別会計太陽光発電予算、議案第16号令和2年度善通寺下水道事業会計予算、以上の8議案を一括議題といたします。   当局の提案理由の説明を求めます。   市長。             〔市長(平岡政典君)登壇〕 ◎市長(平岡政典君) ただいま上程されました各議案につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。   まず、議案第9号令和2年度善通寺一般会計予算についてご説明を申し上げます。   一般会計予算の総額は歳入歳出それぞれ138億8,000万円で、対前年度比8.3%の減となっております。これは、施政方針の中でも申し上げましたとおり、善通寺市・琴平町・多度津町学校給食センターの整備が終了したことにより大幅に減少したものです。間もなく着工となる新庁舎建設工事に多額の財源が必要となることから、過去最大となった前年度に次ぐ予算規模となりました。   それでは、歳入から順次ご説明を申し上げます。   第1款市税では、税制改正等により法人市民税が減収となりますが、個人市民税、固定資産税、軽自動車税の増収を見込み、総額では対前年度比0.2%の増となる35億4,883万2,000円といたしております。   次に、第11款地方交付税は、国の予算と実績額を勘案し、対前年度比3.4%の増となる36億円といたしております。   第15款国庫支出金では、補助対象事業費の減少に伴い、対前年度比4.8%の減となる19億7,918万7,000円、第16款県支出金についても同様の理由により、対前年度比9.2%の減となる8億8,150万4,000円といたしております。   次に、第21款諸収入では、プレミアム付商品券事業の終了によりまして、対前年度比43.9%の減となる2億6,949万6,000円といたしております。   次に、第22款市債は、学校給食センター整備の終了により、対前年度比47.5%の減となる11億6,930万円といたしております。   また、収支の均衡を図るために、第19款繰入金では、対前年度比6.5%の減となる10億5,607万5,000円を財政調整基金などから繰り入れることといたしております。   次に、歳出につきましては、新庁舎建設等に多額の財源が必要となることから、予算編成は非常に厳しいものとなりました。また、令和2年度は第5次総合計画の最終年であり、目指すべき将来像、住んでみたい・住みつづけたいまち善通寺の実現に向け、必要な施策を着実に進め、次期総合計画にしっかりとつないでまいります。これらのことから、令和2年度も引き続き質の高い教育と子育て支援に重点的に取り組んでまいります。さらに、暮らしやすさを実感できるまちづくりを推進するためには、保健福祉の充実や防犯、防災対策、道路網の整備などにも限られた財源を配分するよう努めてまいります。   次に、議案第10号令和2年度善通寺特別会計国民健康保険予算についてご説明を申し上げます。   国民健康保険予算の総額は37億300万円で、対前年度比3.7%の減となっております。国民健康保険につきましては、引き続き特定健康診査等の保健事業を充実し、市民の健康増進に努めてまいります。   次に、議案第11号令和2年度善通寺特別会計農業集落排水予算についてご説明を申し上げます。   農業集落排水予算の総額は2,530万円で、前年度と同額となっております。引き続き農村地域における水環境及び生活環境の改善に努めてまいります。   次に、議案第12号令和2年度善通寺特別会計介護保険予算についてご説明を申し上げます。   介護保険予算の総額は27億4,800万円で、対前年度比1.0%の増となっております。引き続き介護予防に努めるとともに、介護サービスの適正な実施を図るなど介護保険事業の円滑な運営に努めてまいります。   次に、議案第13号令和2年度善通寺特別会計介護予防サービス予算についてご説明を申し上げます。   介護予防サービス予算の総額は3,470万円で、対前年度比13.0%の増となっております。今後も、介護予防のために適切なケアマネジメントに努めてまいります。   次に、議案第14号令和2年度善通寺特別会計後期高齢者医療予算についてご説明を申し上げます。   後期高齢者医療予算の総額は4億8,800万円で、対前年度比9.4%の増となっております。被保険者からの各種申請の受け付けや保険料の徴収など適切に業務を遂行し、後期高齢者医療制度が円滑に運用されるよう努めてまいります。   次に、議案第15号令和2年度善通寺特別会計太陽光発電予算についてご説明を申し上げます。   太陽光発電予算の総額は1億4,400万円で、対前年度比2.0%の減となっております。包括的施設リース契約による太陽光発電事業の実施により地球温暖化防止に貢献するとともに、売電収益の一部を防犯灯等LED照明事業の財源として活用をいたします。   次に、議案第16号令和2年度善通寺下水道事業会計予算についてご説明を申し上げます。   下水道事業については、本年度から地方公営企業法の一部を適用し、企業会計方式による予算を編成しております。経常的な営業収支予算であります収益的収支は、収入支出ともに7億96万8,000円となっております。次に、建設事業等の収支予算であります資本的収支は、収入を4億7,524万7,000円、支出を4億9,575万円としており、収支不足額2,050万3,000円は内部留保資金で補填することといたしております。   以上、要点のみでございますが、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(寿賀崎久君) 以上で提案理由の説明は終わりました。   本件につきましては、議長を除く15名の委員をもって構成する令和2年度予算審査特別委員会を設置し、付託をしたいと思います。これにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寿賀崎久君) ご異議なしと認めます。よって、本件につきましては議長を除く15名の委員をもって構成する令和2年度予算審査特別委員会を設置し、付託することに決しました。   本特別委員会の正副委員長互選のため、暫時休憩をいたします。再開は追って連絡をいたします。             ─────────             午前10時50分 休憩             午前11時0分 再開             ───────── ○議長(寿賀崎久君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   休憩中に行われました令和2年度予算審査特別委員会の正副委員長互選の結果、委員長には川向武君、副委員長には竹森千津君と決まりましたので、ご報告いたします。   なお、令和2年度予算審査特別委員会は5日、6日、9日の午前9時より開催するとの申し出が委員長よりありましたので、よろしくお願いいたします。   この際、当局にお願いをいたします。   説明のため委員会に出席される理事者は、事前に資料を調整されるなど格段のご配慮をお願い申し上げます。   以上で本日の日程は全て終了しました。   明5日から17日は委員会審査などのため休会といたします。   18日は午前9時より本会議を開きますので、定刻までにご参集ください。   本日はこれにて散会いたします。   お疲れさまでした。             午前11時2分 散会 ──────────────────────────────────────   地方自治法第123条第2項による署名者             議  長             議  員             議  員...